コスタリカの発案により1981年(昭和56年)の国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「International Day of Peace:IDP」。
この記念日は日本語で「国際平和の日」とも呼ばれる。その他にも「平和の日」(Peace Day)、「世界平和デー」または「世界平和の日」(World Peace Day)と表現されることもある。
記念日の日付は、当初は国連総会の通常会期の開催日である9月の第3火曜日だったが、2002年(平成14年)からは9月21日に固定された。全ての国・全ての人々にとって共通の理想である国際平和を記念し、推進することが目的。
2002年から、この日は「世界の停戦と非暴力の日」として実施され、この日一日は敵対行為を停止するよう全ての国・全ての人々に呼び掛けている。
毎年この日には、アメリカ・ニューヨークの国連本部ビルにある「平和の鐘」が鳴らされる。この鐘は、1954年(昭和29年)当時の国連加盟国60ヵ国の各国の代表や子ども達から集められた硬貨で鋳造され、世界の平和と人類の福祉向上のために活動する公益財団法人・日本国際連合協会から国連に寄贈されたものである。
この平和の鐘には「世界絶対平和万歳」と鋳込まれており、国連における平和の象徴とされている。また、平和の鐘は年に2回鳴らすのが国連における伝統となっている。それは春の始まりである「春分」の日(3月21日頃)とこの「国際平和デー」の9月21日である。
国際平和デーでは毎年テーマが決められ、世界各地で記念式典やシンポジウム、学生の交流会など、この日を祝う記念イベントが実施される。平和教育プログラムの一貫として折り鶴作りを行ったという報告も見られる。
国際連合(United Nations:UN)が制定した国際デーとして、5月16日の「平和に共存する国際デー」、12月12日の「国際中立デー」、6月5日の「世界環境デー」、3月21日の「国際森林デー」、6月8日の「世界海洋デー」などがある。
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