バイオリン奏者のユーディ・メニューインが国際紛争が絶えないことを嘆いて、10月1日を「国際音楽の日」にすることを1975年(昭和50年)に提唱。
1977年(昭和52年)にチェコのブラチスラヴァで開催されたユネスコの国際音楽評議会(IMC)総会で制定された。英語表記は「International Music Day」。人類共通の宝物であり、世界共通の言語とも言える音楽。その音楽の意義を広く啓蒙・普及し、世界の人々の相互理解を深めることが目的。また、IMC総会では国際的連帯のもとに音楽の記念行事を催すことが決定された。
日本では、1994年(平成6年)11月に「音楽文化の振興のための学習環境の整備等に関する法律」(音楽振興法)が公布・施行されて、その中で10月1日を「国際音楽の日」とすることが定められ、翌年から実施された。音楽を通じた国際相互理解の促進に資する活動を行う日としている。
1996年(平成8年)には「国際音楽の日」記念切手が発行された。また、この日には文部科学省の文化庁をはじめ、各地域で音楽フェスティバルなどの記念イベントが実施されている。
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