浴用剤の有効性・安全性・品質確保などに関する事業を手がける日本浴用剤工業会が制定。
日付は「いい(11)ふろ(26)」(いい風呂)と読む語呂合わせから。また、11月下旬になると、お風呂でゆっくり温まって疲れを取りたいという人が増えることから。
入浴剤の効用と普及拡大をアピールすることが目的。
記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日を記念して、クイズに正解すると旅行券や入浴剤、化粧石鹸などの賞品が当たるキャンペーンが実施される。
お風呂について「風呂」という言葉は、本来「蒸し風呂」を意味していた。蒸し風呂は、蒸気を浴びて身体の汚れをふやかし、こすりだした後、湯で流すという仕組みのため、蒸気を逃がさない狭い部屋(室)にこもる。そのため「室(ムロ)」から派生して「風呂(フロ)」という言葉が生まれたとも言われる。
日本は世界でも有数の温泉国であり、古くから人々は天然の温泉を利用して病気やケガの治療、健康保持増進に役立ててきた。また、同様の目的で薬用植物の利用も盛んに行われ、今日まで伝えられている。この天然の温泉と薬用植物による「薬湯」が、現在の「入浴剤」につながっている。
ストレスの多い現代社会において、入浴剤は疲労回復や肩こり、腰痛などの諸症状を緩和し、さらに香りや色による気分転換や癒し、リラックス効果などが期待できる。お風呂の効果をより高める入浴剤は日々の健康維持に役立てられている。
関連する記念日として、毎月26日は「風呂の日」、4月26日は「よい風呂の日」、6月26日は「露天風呂の日」、10月10日は「銭湯の日」となっている。
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