1947年(昭和22年)のこの日、第二次世界大戦で中断されていた日本のガールスカウトを再興するために準備委員会が発足し、活動が再開された。戦後の焼け野原において、「誰の手を待つまでもなくわたしたちの手で」が合言葉であった。その2年後の1949年(昭和24年)、現在の連盟の前身である社団法人ガールスカウト日本連盟が発足した。
「ガールスカウト」の発祥はイギリスで、1908年(明治41年)にロバート・ベーデン=パウエル卿が発足させた「ボーイスカウト」にならい、1910年(明治43年)にベーデン=パウエル卿の妹アグネス・ベーデン=パウエルによって発足した「ガールガイド」が母体となっている。
その後、世界に急速に波及する中で、日本にも伝えられた。日本でのガールスカウト運動は、1920年(大正9年)に東京の香蘭女学校において発足した「日本女子補導団 東京第一組」が始まりとされている。
ガールスカウトは、人種・国籍・宗教の差別なく、健全かつ幸福で、自ら考え行動する女性、社会に貢献する女性の育成を目的としている。






