日付は「遠(10)くへ行く(19)」と読む語呂合わせから。海外旅行の楽しみ方などについて考える日。
アメリカ・ハワイ州
海外旅行とは、外国(国外)を目的地としてする旅行のことである。日本は島国であるため、外国を意味する表現として「海外」が用いられる。そして、日本人が国外へ行くには海を越える必要があるため、外国への旅行に関してこのように表現するのが一般的となっている。
世界においては、例えば英語では、日本における表現と類似した「overseas travel」の表現もあるが、「international travel」(国際旅行)、「traveling abroad」(外国旅行)などが、海外旅行に相当する表現となる。
海外旅行者第1号は幕末のジョン万次郎ではないかといわれている。正式には日本が近代国家として成立した明治時代以降になるが、いずれにしても一般市民には観光を目的とした海外旅行は無縁であった。海外旅行が一般化し始めたのは1970年代からで、1972年(昭和47年)には海外渡航者数が100万人を突破した。
日本人の海外旅行の行き先となっている国・地域のランキングは、2016年(平成28年)の集計結果で、以下のようになっている。
アメリカ合衆国(357.7万人)中国(258.7万人)韓国(229.7万人)台湾(184.1万人)タイ(141.7万人)シンガポール(78.4万人)ベトナム(74.1万人)香港(69.3万人)インドネシア(54.5万人)ドイツ(54.5万人)フィリピン(53.5万人)スペイン(46.3万人)オーストラリア(41.4万人)マレーシア(41.4万人)フランス(41.1万人)イタリア(40.4万人)カナダ(30.4万人)イギリス(24.6万人)インド(20.9万人)オーストリア(20.9万人)1位のアメリカ合衆国の中において地域別の数値では、ハワイ州が148.8万人、グアムが74.6万人、北マリアナ諸島が6.1万人で、特にアメリカ・ハワイ州には毎年多くの日本人旅行客が訪れている。
ハワイのワイキキビーチ







